11月4日にアマモ種子を垂下式の容器に播種して栽培試験を開始しました。
播種地点の様子を約三週間後の10月28日に観察しました。透明度が悪く観察しづらい状況でしたが、いくつかの麻袋にアマモの発芽が確認されました。
七尾西湾のアマモ場では、花枝が伸長をはじめ、一部は流出して海面を漂い始めました。
アマモは海産顕花植物で海中で花を咲かせて実を結びます。今、七尾西湾のアマモ場では花をつける花枝(かし)と呼ばれる枝の生育が盛んです(写真)。アマモは自家受粉を避けるため、雌しべが先に現れて他のアマモの花粉を受粉してから、雄しべが現れて水中に花粉を放出します。